スコット M. デイビス

定価: ¥ 2,520
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発売日: 2004-03-11
発売元: ダイヤモンド社
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ブランド価値を高める コンタクト・ポイント戦略を読んだお友達が「凄く良かったよ」と言っていたので、私も読んでみました。読むほどにこの世界に対する新しくて正しい理解が得られることは間違いないことでしょう。
まだ読まれていないなら、この機会に是非ともお読みください。ここまでブランド価値を高める コンタクト・ポイント戦略を強くオススメできるのには理由があります。それは、私自身がそうだったように、あなたにも優しくこの新しい世界へと導いてくれるからです。
このブランド価値を高める コンタクト・ポイント戦略のレビューをお読みください。私だけがオススメしているのではないということが分かりますから。
読みやすい一冊です
ブランドを構築する際に、ステークホルダーとの接点を全て洗い出し、戦略的にそれらを管理することで初めて、ブランドを自らコントロールすることができるという理論と実践方法について論じています。
ブランド構築に必要なフレームワークもいくつか紹介され、またBMWやアマゾンなど誰もが知っている企業での具体的な成功事例も紹介されているため、比較的読みやすい一冊だと思います。
マーケティングの議論のブランド視点からの再構築!
本書は、顧客やステークホルダー、それに社員一人一人を通じてブランドを浸透させるのに効果的な手法を紹介し、企業のブランド構築プロセスを始動させ、軌道に乗せる方法を示す。要は、ブランド主導型のマネジメントを展開する方法論を提示する、ということができる。これを実現するために、本書は、いくつかの課題を提示し議論を進めていく。1.事業戦略とブランド戦略の整合化、2.ブランド構築に取り組む意志を経営幹部が社内にはっきりと示す、3.顧客やステークホルダーが持つブランドコンタクトポイントをコントロールする、4.組織と企業文化をブランド主導型に転換する、5.一貫性のある測定システムと報奨制度を整備し、ブランドのパフォーマンスを監視・追跡・改善できるようにする。これらの課題を、大きく3部から議論していく。
1部では、大局的なブランド管理の必要性が述べられ、事業戦略とブランド戦略は同じものであることが提示される。2部では、ブランドコンタクトポイントを管理する必要性が説かれ、さまざまなコンタクトポイントの識別・優先順位のつけ方、どんなコンタクトポイントがあり、どのように分類され、どのような特徴があるのか、これらを購買前、購買、購買後に分けて考察する。3部では、ブランド主導型組織構築の必要性が説かれる。ブランド戦略を大局的に展開するには、社内への浸透が不可欠であり、社員だけでなく経営幹部にも意識を持たせることが重要である。また、企業文化の問題などにも言及される。ブランド主導組織を展開するために、組織変革の必要性、全社員のマインドセットの変革の必要性などが議論される。詳細は本書を参照されたい。
顧客とのコンタクトポイントという意味では、よりサービスの戦略が重要だったと考えられる。しかし、これを「ブランド価値を高める」という視点から捉えることにより、サービスだけでなく、物財への接近も考慮することが可能となり、両者を統合的に捉えることが可能になる、と考えられる。すなわち、本書は、両者を統合的に捉えることの重要性を示唆している、とも考えられるのである。これは新しい点であろう。
しかし、その内容は、これまで議論されてきたことの繰り返しであることが多い、という感想である。例えば、2章ではブランド構築と事業戦略とをリンクさせることを主張する。何故ならば、ブランド主導型の取り組みが事業戦略を改善することができるからだ、という。しかし、何故改善することができるのか、その明確の論理が欠けており、この主張はあまり説得力がない。というよりも、そもそも、ブランド構築と事業戦略は密接に関連しているものであり、ここで紹介されているブランドポートフォリオ管理も事業戦略上重要な概念として議論されてきた。ここへ来て、改めてこのような主張をする意味がいまいち不明である。3~6章のコンタクトポイントに関する議論も、改めて考えさせる部分はあるものの、同様な感想を持った。
マーケティングで議論されてきたことをブランドの視点から捉えると、本書のような内容になる、ということであろう。
ただし、ブランドコンタクトポイントという概念は、今後恐らく重要な概念になっていくはずである。これは、既に流通の分野で、顧客インターフェースという視点から議論が展開されており、両概念は、今後同様な方向に進むとも考えられる。その意味で、3章~6章のコンタクトポイントのあらゆる局面の洗い出しは、理論的にも実務的にもとても参考になる。
自社のメンバーが「ブランド」としてどこまで徹底できているか自問自答させれる本
マーケティング担当として自社の商品の拡販を目指す方だけでなく、
営業の統括やリーダーの方や人事の方には特に参考になると思う。
この本にはブランド価値を高めるという言葉が副題についている。
「ブランド」はついつい抽象的にまとめられがちだが
この本は測定方法などが具体的。
加えて実践できる現実性が非常に高く、やってみる価値と
やったことに対するなんとなく出てきそうなアウトプットを
イメージできる。
興味深かったのは社員もブランドを体現する要素として非常に重きを置いているということ。
自分の会社に照らし合わせても、ここにも強く共感できる。
特に入社の早い時期にブランドの考え方を徹底させるという考え方は非常に重要だと改めて納得。
